食糧自給率

穀物メジャー・カーギルが絶好調 (*´Д`)=з 

世界の穀物貿易の7割以上は「穀物メジャー」が握っているといわれている。その中でも筆頭に上げられるカーギル社の決算がやたらに好調である。 米大手穀物商社カーギル(非上場)[CARG.UL]が19日発表した第4・四半期(3―5月期)決算は、前年比68%の…

ギョーザ事件 殺虫剤混入は中国側

外務省の兒玉和夫外務報道官は6日、日本と同様に中国でも「天洋食品」製冷凍ギョーザで中毒事件が発生していたことを発表。これは国内での殺虫剤混入を否定してきた中国側の主張を覆すもの。 外務省の兒玉和夫外務報道官は6日の記者会見で、中国でも日本と…

多角的貿易交渉 まとめ

今回、決裂した多角的貿易交渉をまとめておこう。 ■(新)多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)とは (新)多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)とは、世界貿易機関加盟国による通商交渉であり、農産品、工業品だけでなく、サービス、途上国問題、紛争処理など…

決裂! 多角的貿易交渉

21日から行われてきた多角的貿易交渉の閣僚会合が決裂した。ラミー事務局長が29日、WTO本部で記者会見し正式に表明したもの。 この決裂についてラミー事務局長は、途上国に限り認める「特別緊急輸入制限措置」の発動条件をめぐりインド・中国が米国と対…

各国の思惑が対立 多角的貿易交渉

大詰めを迎えた多角的貿易交渉だが、各国の思惑が対立したままである。 主要国はラミー事務局長の裁定案を大筋で受け入れる方向で最終調整に入っているが、米国は主要途上国に対し鉱工業セクターでの大幅な関税引き下げに合意するよう求め、一方で中国とイン…

農業交渉 重要品目4+2%か 多角的貿易交渉

世界貿易機関の多角的貿易交渉が大詰め。事務局長が25日提示した裁定案では、先進国の農産物の重要品目数を全品目の4%とし、低関税の輸入枠を拡大した場合に2%の上乗せが認められるとされた。 日本の全農産品は1332品目。重要品目数が6%の場合、対象は…

農業交渉 重要品目4%か 多角的貿易交渉

WTOの閣僚会合で欧米側が農産品関税の「重要品目」を全品目の4%に限ることを提案。同8%を主張する日本は孤立する恐れがある。 農業補助金削減を表明した米国、日本も「重要品目」の縮小を求められる。日本の農産品は約1300。その4%は約50品目。日本…

アメリカが農業補助金削減を表明 多角的貿易交渉

アメリカのシュワブ通商代表部代表は22日、国内農産物向け補助金を150億ドルまで削減する用意があると語った。 交渉は途上国、新興国、先進国とにグループ分けがなされている模様。アメリカ側が国内農産物向け補助金削減について触れたのは、新興国側の鉱…

コメ関税、2〜5割下げ検討 多角的貿易交渉

asahi.comによると、多角的貿易交渉で日本は、各農産品の関税に一律の上限を設ける「上限関税」に反対する一方、コメの関税を2割強〜5割弱ほど引き下げる検討を始めたとのこと。 WTOコメ関税 日本、2〜5割下げ受け入れ検討 asahi.com http://www.asah…

新多角的貿易交渉が21日から閣僚会議

世界貿易機関(WTO)の新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の閣僚会議が21日からジュネーブで開かれる。 wikipediaによると、「世界貿易機関」とは自由貿易促進を主たる目的として作られた国際機関だそうで、その基本原則は下の3つだそうだ。 1. 自由…

輸入小麦価格 10月に2割引き上げか

NIKKEI.NETによると、政府が国内製粉会社に売り渡す輸入小麦の価格が、10月は2割前後の引き上げとなる公算が大きくなったとのこと。 輸入小麦、10月も値上げ 政府、8月決定 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080719AT3S1801I18072008.html ■まとめ ロシ…

中国野菜の輸入量が復活しつつある

YOMIURI ONLINE によると、中国から輸入した生鮮野菜の数量は1月末のギョーザ事件以来、2-5月は同30-50%程度の減少だったが、6月は前年同月比12%減の4万8895トンだったとのこと。 中国野菜の輸入減鈍化?6月は−12%止まり http://www.yomiuri.co.jp/…

アメリカで肥料価格が急騰

NIKKEI.NETによると、アメリカで肥料価格が急騰しているとのこと。 米で肥料価格が急騰 一段の食料高招く可能性 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080713AT2M0401Z12072008.html ■まとめ 肥料価格は2004年頃から上昇しているが、今年に入り急騰ている。…

15日に漁船が一斉休漁 漁業支援どうすれば

asahi.comによると、全国20万隻の漁船が15日、一斉に休漁するとのこと。主な原因は燃料費高騰だ。これも食糧とエネルギーが交差する問題である。 燃油高、漁師が一斉スト 20万隻15日に asahi.com http://www.asahi.com/business/update/0712/TKY2008…

精米した米に「賞味期限」を付けたらどうなる?

YOMIURI ONLINE によると、賞味期限切れ前に返品する商慣行が大量破棄の一因となっているとして流通業界の関係者に見直しを促す方針を固めたとのこと。 賞味期限前の返品、商習慣見直しを流通界に要請へ…農水省 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080…

バイオ燃料生産で食料価格が75%上昇?

ロイターによると、世界銀行がバイオ燃料の生産により世界の食料価格が75%上昇したとの内部報告書をまとめたとのこと。 食品価格、バイオ燃料生産で75%上昇=世銀報告書 http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-32587420080704 [ロンドン …

「牛乳の再値上げ要請」は生産者の悲鳴

nikkei.netによると、生乳の生産者団体は3日、1キロ当たり10円(10%)の乳価値上げを乳業大手に要請、交渉に入ったとのこと。 生産者団体、牛乳の再値上げ要請 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080704AT1C0300H03072008.htm ■まとめ 飼料価格は高騰し…

ロシアが食糧輸出の規制緩和へ

asahi.comによると、ロシア、ウクライナ、ベトナムなどが食糧輸出規制の緩和や撤廃をはじめたとのこと。 食糧輸出規制、緩和の動き ロシアなど、批判意識か http://www.asahi.com/business/update/0630/TKY200806300370.html 食糧の輸出国が、価格高騰の原因…

7月7日は「地産地消」推進日?

サミットが開幕する7日は地球温暖化を考える「クールアース・デー」なのだそうだが、農水省的には 〜食と農からのクールアース〜と題して7月7日を「地産地消」を推進する日に決めたそうである。 … ってもう7月1日なんですけど … 遅くないっスか? 農水…

フィリピン 肥料価格高騰でトウモロコシ減産の予想 農家が肥料を買えない

農業情報研究所によると、フィリピンの今年のトウモロコシ生産目標が肥料価格の高騰のために達成できそうにないとのこと。影響は、トウモロコシ農家だけでなく畜産・養鶏農家にも拡がるとしている。 フィリピン 肥料価格高騰でトウモロコシ減産の予想 農家が…

米中西部で再び激しい降雨、トウモロコシ先物が最高値更新

ロイターによると、シカゴ・ボード・オブ・トレードのトウモロコシ先物7月限は26日に1ブッシェル=8.22ドルをつけ、最高値を更新したとのこと。 5月下旬から降り続いた大雨による洪水で、アイオワ、イリノイ、インディアナ、ミズーリ、ネブラスカ州…

食糧自給率の向上は「めざましごはん」から

ロイターで嬉しいニュースが配信されていたので読んでみた。 ご飯周り製品が健闘、小麦高や「めざましごはん」など追い風 ロイター http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-32447420080626?feedType=RSS&feedName=businessNews 原料高や値上…

「食糧自給率」カテゴリ追加

「食糧自給率」カテゴリ追加を追加してみました。 右サイドバー等からみてみてください。 どうでしょう?

「食糧自給率」の向上は食糧危機を悪化させる!?

池田信夫さんが「「食糧自給率」の向上は食糧危機を悪化させる」というエントリーをアップされました。 「食糧自給率」の向上は食糧危機を悪化させる http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/aecf3bd14b60e49a2c37503d6778706d 日本が食糧自給率を上げようが下…

食糧自給率あれこれ

ニュースなどで食糧自給率の話題をよく目にするようになった。「日本の食糧自給率が4割を切って大変だ」ということである。 ところで食糧自給率にはカロリーベースと生産額ベースがある。平成17年度の食糧自給率は、カロリーベースで39%、生産額ベースで69…

ギョーザ事件から見えてきたこと 2

「ギョーザ事件から見えてきたこと 1」 http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20080421 の続きです。 「ギョーザ事件」が騒がれていた当時、私は何を考えていたかをまとめます。 □当時、何を考えていたか 「マリンバイオマス」以外で、当時の私が考えてい…

ギョーザ事件から見えてきたこと 1

現代農業2008年5月号の「主張」は「ギョーザ事件から見えてきたこと/家庭・地域に食をとりもどす」である。 ギョーザ事件から見えてきたこと 家庭・地域に食をとりもどす 現代農業2008年5月号 http://www.ruralnet.or.jp/syutyo/2008/200805.htm 2008年1…

「食の戦争」

週間東洋経済の2月23日増大号では「食の戦争」と題して「食」を特集している。日本の「食」にまつわる問題を経済面からまとめており面白く読んだ。 丸紅経済研究所所長の柴田明夫氏は「原油、非鉄金属、鉄鉱石、石炭などで起きている価格上昇の一環として、…

食糧は金を出しても買えなくなる?

世界の反対側からエネルギーや食料を輸送してもソロバンが合うような自由貿易がどこまで続くかは疑問だし、餓死する国民がいるような国から食糧を金で買い叩くのは寝覚めの悪い行為でもあるので、ある程度自国の食料自給率は上げといた方がよいと私は思う。 …

農家と食料自給率

私にとって「食」は人生の楽しみのひとつである。そして「食」とは地のものを食べることが基本だと考えている。さらに農家は、田畑を維持し、地域社会を支え、国民に食料を供給することで国に貢献している存在だと思っている。 しかし日本の食料自給率は低く…