2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧
最近、閲覧している「連山」というウェブサイトでは、これまでの文明を「炭素文明」とし、今後は「水素文明」に移行すべきであると提唱しています。そして「水素文明」の中核となるのは水素化合物(ハイドライド)の活用技術であり、なかでも「ハイパーハイ…
「連山」の担当者に「ハイパーハイドライド」「バイオハイドライド」について下記の質問をしたところ、技術担当の方より丁寧な回答をいただきました。まずはこの回答を理解するところからはじめてゆきたいと思います。 【特報】バイオハイドライドの量産化に…
2007年10-12月に続き2008年1-3月も電気・ガス料金が値上げです。標準家庭では、電気料金が月額42ー156円、ガスが53-75円の値上げとなるとのこと。 当家もそろそろ新エネルギーへの転換を考慮しなければなりませんね。 電気・ガス料金、一斉値上げ=原油やLN…
農業情報研究所様の記事です。 ■現象 オーストラリアの穀物主産地であるニュー・サウス・ウエールズ州の2007-08年穀物収穫量が当初予測の1144万トンを大きく下回る280万トンとなるとの見込みが発表された。 昨年は前3年間平均:1072万トンを70%以上下回る306…
地元住民らによる中部電力浜岡原子力発電所の運転差し止めの要求は認められませんでした。 地震が起こる確立が高いとされている地域で原子力発電所を運営してゆくことは、安全性はもちろん経済性の面でも疑問です。 7月の新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈…
また電気料金値上げです。 理由は原油価格の上昇。 「電気会社の業績への影響憂慮」などどうでも良いのですが、食料費も徐々に値上げされていますし、弱者の生活はますます苦しくなるのでしょう。しかしながら省エネと新エネルギーにとっては追い風といえる…
農業情報研究所さんのニュースです。 ■現象 ドイツのペトロテック社がバイオディーゼルの生産を一時的に停止すると発表した。生産能力過剰、原料価格高騰、バイオ燃料課税が重なり市場条件が悪化、生産コストをカバーしきれずバイオディーゼルの生産を一時的…
ガソリンの代替としてバイオエタノールが期待されているが、それは幻影である。 ガソリンの代替としてバイオエタノールを大量生産しようという試みは、環境破壊をもたらすため持続しない。つまりガソリンを代替できるほどの量のバイオエタノールは環境破壊を…
NHKニュースで「苦境に立つバイオマス」を報道していた。 ■現象 林野庁の補助金で建てられたバイオマス工場のち1/4について実際の売上げが予定の半分にも届いていないことが明らかになった。 ■バイオマス工場 ある工場の責任者は 「黙っていても売れると…
NHKスペシャルの「ライスショック」第二回を見ました。 以下はそのメモと感想です。 第一回のメモと感想はこちら ■メモ □事例:秋田県美郷町 集落営農に取り組む。 ・農地整備計画の費用が捻出できないまま大型機械を導入 ・その支払いが圧し掛かるところに…
高校生が小水力発電の実験を成功させたとのこと、すごい! 小水力発電に注目 都留の高校生が実験成功 産経ニュースhttp://sankei.jp.msn.com/region/chubu/yamanashi/071013/ymn0710130240000-n1.htm 池田教授は今後の可能性などについて「国内の水力エネル…
10月17日は原油価格に関するニュースが飛び交った。 ニューヨーク商業取引所の原油先物相場が史上初めて1バレル88ドル台を記録し、1バレル100ドルが視野に入った。一方でOPECは価格上昇に懸念も表明するも、「上昇抑制のためにOPECがこれ以上できる…
食料の価格上昇は、弱者を直撃するのだろうか。 国連世界食糧計画のジョゼット・シーラン事務局長は「干ばつで、アフリカの農業生産量は20年までに現在の半分になるとの予測もあり、食料供給に重大な打撃を与える」と述べ、穀物価格高騰と共に気候変動が世…
NHKスペシャルの「ライスショック」第一回を見ました。 以下はそのメモと感想です。 ■メモ 国内の外食産業は価格競争に落ちっており、価格が第一、安心安全は第二という優先順位になっているのが現状。また日本人一人当たりの米消費量は、昭和37年は約120kg…
日本における水力エネルギーのポテンシャルをどう考えれば良いのだろうか? なかなかそれらしい数値が見つからないのだが、水力エネルギー読本での推計によると下記の通りである。 小水力エネルギー読本 小水力利用推進協議会 日本の平均年間降雨量:約1.7m/…
本当に「ピークオイル」はあるのでしょうか? 「ピークオイル」が来るとすれば、それはいつ頃なのでしょうか? 地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか (扶桑社新書) 石油が問題になる時点というのは、需要が伸びているのに、供給できなくなる時点です…
2007年の米の作付けは33県で過剰作付けとなっているようです。これは前年産より5府県の増加だそうで、過剰作付面積も7万1748ヘクタールとなり、06年から3682ヘクタール増加したとのこと、さらなる米価下落が懸念されます。 燃料費が高騰するな…
「次世代エネルギーパーク」に下記の6件が認められたとのこと。 1.茨城県「茨城県次世代エネルギーパーク構想」 2.和歌山県・御坊市「日高港新エネルギーパーク」 3.岡山県・真庭市「真庭市地産エネルギーパーク計画」 4.福岡県・北九州市「北九州…
「エネルギーの地産地消」に欠かせないのがマイクログリッド。そのマイクログリッドの発電施設としては風力、太陽光、バイオマスなどの新エネルギーが考えられている。 しかし私は、イマイチ注目が集まらない小水力をマイクログリッドにおける発電施設の柱に…
国内のバイオマスの賦存量/利用可能量はいかほどか? この疑問に答えるのはこの資料が一番よさそうである。 NEDO バイオマス賦存量/利用可能量の表示 http://app1.infoc.nedo.go.jp/databio.html ここでは、木質系、農業系、畜産系、食品系、汚泥系について…
また農業情報研究所さんのニュースです。 オーストラリアの小麦価格が下落したとのこと。といっても干ばつ不作見込みが修正されたからではなく、飼料価格高騰で家畜整理が進み飼料需要が急減したからとのことである。 つまり 穀物高騰 → 飼料価格高騰 → 畜産…
また農業情報研究所さんの記事からです。農業情報研究所の北林氏によれば、このニュースは「エタノール・ブームに”引導”をわたすものといえないだろうか」とのことで、私も同感です。 これは重大ニュースなのではないでしょうか? ■事象 米国学術研究会議が1…
「新エネルギー世界展」が2007/10/12まで幕張メッセで開かれていたらしい。 恥ずかしながら全然知りませんでした … 行きたかったのに … 来年は必ず見に行こう。 それにしても「新エネルギー世界展」は公式ホームページもなさそうだし もっと告知・広告した方…
フィリピンではバイオ燃料生産を目的とした農地の確保が利権と化しているらしい。バイオ燃料増産を見込み、農民から農地を奪う者が現れたなどということが本当であったら … 怒りがこみ上げるニュースである。 (農業情報研究所10月9日付け記事) ■事象【フ…
10月26-28日、東京ビックサイトで「バイオマス総合展 2007」が開かれる。 国内のバイオマス事業者が一同に会しているのではないだろうか。NGOの出典が結構多いですね。時間があったら顔を出さねば。 バイオマス総合展 http://www.emn.jp/biomass/ バイオマス…
小水力利用推進協議会が10月13日に「星野温泉水力発電見学会+講演会」を開催する。 ああ、行きたい! しかし … すでに先約ありである。 見学会や講演会のレポートがアップされるといいなぁ … 10月13日星野温泉水力発電見学会+講演会 小水力利用推進協議会 …
ノーベル賞化学者のポール・クルッツェン氏の研究によると、バイオ燃料の生産と利用の拡大は温室効果ガスの排出を減らすよりも増やす恐れがあるとしている。(農業情報研究所10月3日付け記事) ■事実 窒素酸化物とオゾン層に関する研究業績で有名なクルッツ…
10月3日の農業情報研究所によると、米国・ヴェラサン・エネルギー社が、年産1億1000万ガロンのエタノール工場の建設を停止した、とのこと。 ■現象 米国・ヴェラサン・エネルギー社がエタノール工場(年産1億1000万ガロン)の建設停止。 ■理由 この60日でエタ…
農業情報研究所によると、ニューヨーク・タイムズは9月30日付けで、米国のバイオエタノールブームに陰りが見えていると報じた、とのこと。 ■現象 スポット市場でのエタノール全国平均価格は5月以来30%も下落 特に最近数週間の下落が激しい ■原因 急速な生産…
「バイオマス・ニッポン総合戦略」が2007年2月に報告した「国産バイオ燃料の大幅な生産拡大」の内容をまとめてみた。 ■生産目標 まず国産バイオ燃料の生産目標であるが、農水省が「2011年度に単年度5万キロリットル(原油換算3万キロリットル)の国産バイ…