バイオマス
環境ジャーナリストの富永秀一さんのtwitterで下の記事を知りました。 いや驚きました。 バイオマスによるジェット燃料量産はここまできていたのですね。 加オンタリオ州、州有林の木材をバイオジェット燃料生産に供給 ecool http://www.ecool.jp/global_pre…
また農業情報研究所さんに面白い記事がありました。 米国 燃料エタノール用GMトウモロコシを承認 混入恐れる食品企業や消費団体が猛反対 http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/gmo/news/11021301.htm 下記にポイントをまとめておきます。 ■米国農務省がバイオ…
オーランチオキトリウムの実用化について渡邉信筑波大教授は、オーランチオキトリウムによるオイル生産の実用化は10年後(2021年)を目標とし、まずはプラントレベルでの実験が必要なため国家レベルの投資が求められるとしている。 渡邉信筑波大教授、オーラ…
すごいですね〜 「オーランチオキトリウム」での1日の訪問数が600を超えてきました。もちろんこの傾向は当ブログだけではないと思われ … 藻類がこんなに注目を集めたのは本邦初ではなかろうか。 さて昨日は、渡邉信筑波大教授が「ボトリオコッカス」につい…
うわー、「オーランチオキトリウム」という検索ワードでの 1日の訪問数が100件を超えてきました。 とりあえず「オーランチオキトリウム」を発見したチームの1員である 筑波大の渡邉信教授のお話のポイントを書きおこしておきますね。 これは「オーランチオ…
「オーランチオキトリウム」という検索ワードで1日に70件程度、 当ブログに訪問があるのですが何かありましたか? 「オーランチオキトリウム」がテレビで放映されたとか。 昨日までは1、2件だったのに。 当ブログは「オーランチオキトリウム」についての…
前回の当ブログ更新が2009/09/29で、今日が2011/01/14だから約1年4ヶ月ぶりの更新ってことになりますか。 それもこれも「オーランチオキトリウム」発見のニュースが頭から離れないためです。 生産能力10倍 「石油」つくる藻類、日本で有望株発見 http://…
バイオ燃料はエネルギー収支がマイナスであるという噂はちらほら聞くけれど、どうやらそれは本当らしい。農業情報研究所によると、コーネル大学の研究者が主流バイオ燃料はエネルギー収支がマイナスであるとする研究を発表したとのこと。 バイオ燃料で化石エ…
新エネルギーの大穴として注目を集める藻ですが、ジェット燃料として質的問題はクリアしたようです。 新エネルギーの最大関門は量的問題ですが、質的にクリアしなければ土俵にも上がれないわけでニュースですね。 世界初、藻類原料のジェット燃料:「石油燃…
asahi.comによると、トヨタ自動車グループの部品メーカー、デンソーは13年までに「シュードコリシスチス」を量産し、軽油などを年に計80トン生産するとのこと。 藻から軽油を量産へ デンソー、年80トン計画 http://www.asahi.com/business/update/0709…
前回のエントリーでDr. K様から指摘をいただきました「シュードコリシスティス」を軽く調べてみました。 マリンバイオマスは食糧難の救世主? http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20080119/p1#c まず結論からをいうと、軽油を作る微生物といわれる「シュ…
マリンバイオマスはエネルギーだけでなく食糧も生産するのだろうか? 「Dr. K ピークオイル考」様で、ユーグレナとかスピルリナなどという食用の藻類がピークオイル後の食糧を支えるかもしれないというエントリーが上がっている。 Dr. K ピークオイル考 ピー…
「イネイネ・日本」プロジェクトは3月5日、東京大学農学部弥生講堂・一条ホールで第3回シンポジウムを開催する。テーマは「イネのバイオエタノール化の背景と実証」で、参加費は会員無料、一般3,000円となっている。 現在、バイオ燃料の問題点に注目が集…
海藻から作るバイオ燃料って魅力的ですよね。 海藻からのバイオ燃料が有力に? http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20080115/p1 マリンバイオマスとは実際にどの様なものなのかを知るために、三菱総合研究所などが中心となった「新生アポロ&ポセイドン構…
バイオエタノール製造時にでる残り粕(DDGS)を家畜の配合飼料の原料とする動きが広がりつつある。配合飼料の原料であるトウモロコシなどの穀物価格が高騰、そこで排出量が増え価格が下落しているバイオ燃料の残り粕を輸入し配合飼料の原料とする動きが…
サイパンの商務省長官であるJames A Santos氏が「連山」上で日本企業などに援助を求めている。 James A Santos氏によるとサイパンは現在、化石燃料価格の高騰によりエネルギー不足が深刻化しており、日常生活に影響が出ているため、住民がアメリカ合衆国への…
「日本型バイオ燃料生産拡大対策」に対して「農水官僚、血迷ったとしか考えられない。」とする批判的な記事を農業情報研究所様がエントリーされていたので紹介します。原文は記事下に掲載。 □日本型バイオ燃料生産拡大対策 2008年度政府予算案の農林水産関係…
アメリカの新エネルギー法成立で今後注目される「コーン・エタノール以外の新バイオ燃料」について三井造船と岡山県の試みが面白そうだ。 アメリカの新エネルギー法案が成立 http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20071223/p1 「コーン・エタノール以外の新…
2008年度予算の復活折衝で、わらを燃料に活用する「日本型バイオ燃料生産拡大対策」に69億2500万円の上積みが決まったとのこと。来年、2008年は環境サミットとなるであろう洞爺湖サミットが開かれるので、先のCOP13の展開をみても、国内の新エネルギー…
リンの枯渇に関しては下記をまず参照していただければ幸いです。 “ピーク・リン”でどうなるの? http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20080620/p1 リンの枯渇と回収 http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20071221/p1 リン:農業とエネルギー http://d.ha…
バイオ燃料の問題点を調べるアクセスが伸びているようですので、私の考えるバイオ燃料の問題点を下記にまとめておきます。 ■バイオ燃料の問題点 バイオ燃料の最大の問題点は、石油のようには大量生産できないことであると私は考えます。バイオ燃料の原料とな…
広島のベンチャー企業が使用済みコピー用紙からバイオエタノールを製造することに成功したとのこと。この様なことを考えている企業があることに驚きと感動を覚えた。 考えてみればセルロースは身の回りにいくらでもある。これらを簡単にエタノールにできるの…
「農業とエネルギー」開始から2ヶ月が経ちました。あらためてエントリーを読み返してみると色々なことに気づかされます。ひとつはバイオ燃料増産に対する問題点やオイルピークへの対応について、考え方がまとまってきたということです。下にそれを記してみ…
名前がチャーミングな「イネイネ・日本」プロジェクトとは何だろうか。2007年10月3日の設立総会で承認された会則からその目的をみてみる。 本会は、イネのバイオエタノール化を中心としたバイオマスの総合的利用を通して持続的な社会を構築することを目的と…
「イネイネ・日本」プロジェクトなるものがあることを知りました。 「イネイネ・日本」プロジェクト! なんというナイスなネーミング! これは調べねばなりませんね。 稲のバイオ燃料の現状と課題 新庄でワークショップ 山形新聞 http://yamagata-np.jp/newh…
農業情報研究所さんのニュースです。 ■現象 ドイツのペトロテック社がバイオディーゼルの生産を一時的に停止すると発表した。生産能力過剰、原料価格高騰、バイオ燃料課税が重なり市場条件が悪化、生産コストをカバーしきれずバイオディーゼルの生産を一時的…
ガソリンの代替としてバイオエタノールが期待されているが、それは幻影である。 ガソリンの代替としてバイオエタノールを大量生産しようという試みは、環境破壊をもたらすため持続しない。つまりガソリンを代替できるほどの量のバイオエタノールは環境破壊を…
国内のバイオマスの賦存量/利用可能量はいかほどか? この疑問に答えるのはこの資料が一番よさそうである。 NEDO バイオマス賦存量/利用可能量の表示 http://app1.infoc.nedo.go.jp/databio.html ここでは、木質系、農業系、畜産系、食品系、汚泥系について…
また農業情報研究所さんの記事からです。農業情報研究所の北林氏によれば、このニュースは「エタノール・ブームに”引導”をわたすものといえないだろうか」とのことで、私も同感です。 これは重大ニュースなのではないでしょうか? ■事象 米国学術研究会議が1…
フィリピンではバイオ燃料生産を目的とした農地の確保が利権と化しているらしい。バイオ燃料増産を見込み、農民から農地を奪う者が現れたなどということが本当であったら … 怒りがこみ上げるニュースである。 (農業情報研究所10月9日付け記事) ■事象【フ…