「イネイネ・日本」プロジェクト


 「イネイネ・日本」プロジェクトなるものがあることを知りました。


 「イネイネ・日本」プロジェクト!


 なんというナイスなネーミング!


 これは調べねばなりませんね。
 




稲のバイオ燃料の現状と課題 新庄でワークショップ
山形新聞
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200711/01/news20071101_0010.php

 新庄市特定非営利活動法人NPO法人バイオマスもがみの会(井上洋一郎会長)は1日、同市の新庄信用金庫ホールで、東京大大学院の「イネイネ・日本」プロジェクト代表を務める森田茂紀教授を招き、稲のバイオエタノール化の現状と課題をテーマにワークショップを開いた。

 稲を原料にして国産バイオマス燃料の産業化を目指す「イネイネ」プロジェクトはことし5月、スタートした。バイオマス利用の研究は、同大大学院農学生命科学研究科が取り組む学際的なプログラムの1つ。

 地球温暖化原油の高騰などを背景に、米国やブラジルなど世界でバイオエタノール生産が増加。一方で穀物価格を引き上げ、森林破壊を助長する可能性も指摘される。森田教授はこうした現状を踏まえ「日本でバイオ燃料を生産する場合、国内で作ることができ、しかも食料と競合しない作物でなければならない。それは稲だ」と述べた。

 その上で、資源作物と位置付けた稲を、全国で70万ヘクタール以上とされる休耕田や耕作放棄地を活用して栽培し、もみ殻や稲わらまですべて利用して効率的にエタノールを作る技術を開発する、というプロジェクトの狙いを説明。「稲の品種改良やエタノール化のコスト面など課題もあるが、燃料供給だけでなく農村振興と環境保全にも寄与するので、産業化の実現に頑張りたい」と強調した。

 ワークショップには、最上地域を中心にした行政、教育・研究機関、農林業団体、企業の関係者ら40人が参加した。