バイオ燃料は化石エネルギー消費を増やす コーネル大学の新研究


  バイオ燃料はエネルギー収支がマイナスであるという噂はちらほら聞くけれど、どうやらそれは本当らしい。農業情報研究所によると、コーネル大学の研究者が主流バイオ燃料はエネルギー収支がマイナスであるとする研究を発表したとのこと。



 バイオ燃料で化石エネルギー消費が却って増える コーネル大学の新研究
 http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/earth/energy/news/09013001.htm
 農業情報研究所

 生産に投入されるエネルギーに対し、トウモロコシ・エタノールでは46%、スウィッチグラスでは50%、大豆バイオディーゼルでは63%、菜種バイオディーゼルでは58%のエネルギーしか産出できない。最も有望なパームオイル・バイオディーゼルも8%のマイナスという。

 ↑ということで、バイオ燃料は総じて投入エネルギーに対し半分のエネルギーしか産出できないようです。


 昨日、大学研究者からこの論文が無料で入手できるとの連絡をいただいた。すべてのバイオ燃料関係者が共有すべきと考え、そのアドレスを紹介しておく。

 ↑ということで、元論文に興味のある方は農業情報研究所にリンクがありますよ。