バイオジェット燃料量産へ カナダ
環境ジャーナリストの富永秀一さんのtwitterで下の記事を知りました。
いや驚きました。
バイオマスによるジェット燃料量産はここまできていたのですね。
加オンタリオ州、州有林の木材をバイオジェット燃料生産に供給 ecool
http://www.ecool.jp/global_press/2011/06/ontario11-vio0607.html
なんか記事が直訳風で読みにくいので、ポイントだけ超訳しときます。
「加オンタリオ州、州有林の木材をバイオジェット燃料生産に供給」超訳
米リンテック社(Rentech Inc 米ロサンゼルス)はこのほど、カナダ・オンタリオ州で木材からジェット燃料およびナフサを生産する施設の建設に着手した。この施設では年間約8,500万リットルのジェット燃料と4,300万リットルのナフサを生産する予定。2015年の操業開始を目指している。
この事業により同社は、カナダ連邦政府から基金を通じ最大2億カナダドル(約166億円)の支援を受ける見込みで、木材供給はオンタリオ州政府が保証する。これにより森林産業とバイオ燃料産業の活性化が図られ、約400名の雇用創出が期待される。
同社は、通常のジェット燃料と木材由来のバイオジェット燃料との混合燃料でフライト実験を実施。通常のジェット燃料との性能差は認められないとしている。
コメント
バイオガソリンも普及したのは混合燃料ですし。ジェット燃料もそういう方向なのですね。たしかバイオマス系の燃料は高高度で凍結するのが悩みのタネという話もあったと思うのですが、量産化までいったのだからその辺もクリアしたのだな。
あ、これだ思い出した。
オーランチオキトリウムのブレイク?もあったし、そろそろ藻由来のジェット燃料のニュースも飛び込んできそうな予感がする。