2007年産米 過剰作付け33県/需給調整見直し必至


 2007年の米の作付けは33県で過剰作付けとなっているようです。これは前年産より5府県の増加だそうで、過剰作付面積も7万1748ヘクタールとなり、06年から3682ヘクタール増加したとのこと、さらなる米価下落が懸念されます。


 燃料費が高騰するなかでの米価の下落、厳しいですね。


 穀物の国際価格が高騰しつつあるといっても日本の米価はそれよりも高く、国際競争力は依然として低いままといえます。


 その様な状況のなか、日本国の事を考えれば農村を守るほかなく、今後のグランドビジョンを描かなければ国の縮退が止まらなくなるでしょう。


 私は「食料とエネルギーの地産地消」を掲げながら、関連情報を集積してゆきたいと思います。



 参考:ライスショック
 参考:ライスショック 2



2007年産米 過剰作付け33県/需給調整見直し必至
日本農業新聞

http://www.nougyou-shimbun.ne.jp//modules/bulletin/article.php?storyid=851

 2007年産米で作付けが過剰だった都道府県が33府県に上り、前年産より5府県増えたことが農水省の試算で分かった。全国の過剰作付面積も7万1748ヘクタールで、06年産から3682ヘクタール増加した。米政策改革が04年産から始まって以降、過剰作付面積は毎年増加。過剰作付け県も増えている。米価下落の最大の要因とされるだけに、政府・与党が進める米政策改革の緊急見直しで、実効ある需給システムへの立て直しが急務であることを浮き彫りにした形だ。