水素

太陽光を集めて水から水素を作ろう

将来どこかのタイミングでエネルギーキャリアは水素になるのだろうと思います。もちろん小水力などの分散型発電機をスマートグリッドにつなげるのは否定しないのだけど、メガソーラーなど大規模になんかしようとするときは水素を生産して有機ハイドライドな…

そういえば水素はどうした

スマートグリッドが注目を集める前は、次世代のエネルギーキャリアの本命は水素であると言われていたような気がするのだけれど、水素はどうしちゃったんだろう。 少し前までは電気自動車よりも燃料電池車の方が注目を集めていたと思うのですよね。水素スタン…

燃料電池の触媒にカーボン

燃料電池が高価なわけは、触媒に高価な白金を使っているからである。燃料電池は水素を酸化させる過程で電子を取り出すのだが、白金がないとその反応が低温で促進できないということらしい。 でも白金は高価なので、代替触媒が開発競争となっている。 燃料電…

2010年以降に家庭用燃料電池は普及か

松下が家庭用燃料電池の低価格機開発に本腰である。 松下、家庭用燃料電池の低価格機開発を促進 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080716-00000016-nkn-ind ■まとめ 家庭用燃料電池で使用する水素はどうやって供給されるのだろうか。再生可能エネルギー…

有機ハイドライド車、中国で事業化へ

「市川氏など開発の有機ハイドライド車 中国で大規模事業化へ 大手石炭企業と提携 水素混焼でCO2 3割減」 環境新聞 http://www.kankyo-news.co.jp/ps/qn/guest/news/showbody.cgi?CCODE=50&NCODE=56 有機ハイドライドの実用化に取り組まれている市川教授…

マツダ、水素カーを公道で試験 年度内リース販売

マツダ、水素カーを公道で試験 年度内リース販売 http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080620c6b2001v20.html マツダは20日、水素とガソリンの2つの燃料で走行できる水素ハイブリッド車「プレマシーハイドロジェンREハイブリッド」で国土交通省の認定を…

バイオハイドライドとは

ハイパーハイドライドについては前回のエントリーでまとめました。 有機ハイドライドについては前々回のエントリーでまとめました。 今回はバイオハイドライドについてまとめてみます。 ハイパーハイドライドと同じく、現在のところバイオハイドライドについ…

ハイパーハイドライドとは

有機ハイドライドについては前回のエントリーでまとめました。 今回はハイパーハイドライドとは何かについてまとめてみます。 現在のところハイパーハイドライドについての情報は連山の技術担当による説明しかありませんので、その内容を元にまとめてみます…

有機ハイドライドとは

前回、ハイドライドとは負の電荷を帯びた水素原子のことであり、水素原子が電子を受け取り負の電荷を帯びたものと考えればよいことは理解した。 次に比較的情報の多い、有機ハイドライドを考えてみる。 有機ハイドライドに関しては「連山」の永井俊哉氏のエ…

ハイドライドとは?

有機ハイドライド、ハイパーハイドライド、バイオハイドライドとは何かを理解するためには、そもそもハイドライドとは何かを理解しなければならない。ハイドライドとは、私は水素化合物の事であろうと考えていたのだが、調べてみると少し違うらしい。 ■ハイ…

「連山」と「水素文明」

最近、閲覧している「連山」というウェブサイトでは、これまでの文明を「炭素文明」とし、今後は「水素文明」に移行すべきであると提唱しています。そして「水素文明」の中核となるのは水素化合物(ハイドライド)の活用技術であり、なかでも「ハイパーハイ…

「連山」への質問

「連山」の担当者に「ハイパーハイドライド」「バイオハイドライド」について下記の質問をしたところ、技術担当の方より丁寧な回答をいただきました。まずはこの回答を理解するところからはじめてゆきたいと思います。 【特報】バイオハイドライドの量産化に…