バイオハイドライドとは


 ハイパーハイドライドについては前回のエントリーでまとめました。
 有機ハイドライドについては前々回のエントリーでまとめました。


 今回はバイオハイドライドについてまとめてみます。


 ハイパーハイドライドと同じく、現在のところバイオハイドライドについての情報は連山の技術担当による説明しかありませんので、その内容を元にまとめてみます。原文は下に引用しています



■バイオハイドライドとは


 連山では「バイオ物質から水素を取り出す方式」と説明されている。実際にどの様な“バイオ物質”からどの様にして水素を取り出すのかは不明である。


 「不明である」で終わっては申し訳ないので、連山の一連の記述から「バイオハイドライド」とは何かを私なりに予想してみよう。



■バイオハイドライドとは(予想)


 「バイオハイドライド」とは、農作物からエタノールを生成し、そのエタノールから水素を抽出することではないかと私は予想する。


 例えば、サトウキビなどを大量に育成してエタノールを生成する。エタノールの化学式は「C2H6O」とHがいっぱい詰まっているので、ここから何らかの方法で水素を取り出すことができれば「バイオハイドライド」といえるのではないか。



■参考


 ちなみにミネソタ大学の研究チームがエタノールから水素を作ることに成功している。



小型で低コスト、エタノールを使った新たな水素生成装置
WIRED NEWS
http://wiredvision.jp/archives/200402/2004021905.html

小型で低コスト、エタノールを使った新たな水素生成装置
2004年02月19日

AP通信 2004年02月19日

 ミネソタ州ミネアポリス発――ミネソタ大学の研究チームが、新しい生成装置の試作品を使って、エタノールから水素を作ることに成功したと発表した。この水素生成装置は、一般的な住宅や自動車で使えるほど小さく、燃料電池と組み合わせれば、それらに必要な電力を供給できるほどの発電効率を実現できる。

 この装置は、家庭や車へのエネルギー供給に、いっそうクリーンな燃料技術をもたらす可能性を秘めている。

 ミネソタ大学の研究チームによると、エタノールからの水素生成法はすでにあるが、大規模な精製設備と多量の化石燃料が必要だという。

 研究チームが試作した水素生成装置は、高さが約60センチと比較的小型で、管や電線で構成されている。この装置がトウモロコシを原料とするエタノールから水素を生成する。こうして作られた水素を使い、燃料電池で発電をする。

 「今回の成果は、経済的かつ実用的と思われる方法で、持続的利用可能な水素を生成できる可能性を示唆している」と、この研究を指揮したミネソタ大学のラニー・シュミット教授(化学工学)は述べる。研究成果の概要は、『サイエンス』誌の2月13日号に掲載されている。

 水素を燃料とする発電そのものはとくに斬新なアイディアではない。水素燃料電池は、すでに実験的な車両や一部の建築物に電力を供給しており、米航空宇宙局(NASA)では数十年前から宇宙船に使用されている。

 だが、これまでの水素生成方法は、コストがかかるうえ、化石燃料を必要とする。その点、ミネソタ大学の装置は、水素生成に用いるのがほとんどエタノールだけで、またコストが安いため、一般消費者が個人用に水素燃料電池を購入することも可能になる。

 また、水素燃料だけで走る車が一般市場に出回るようになったとき、水素燃料スタンドで、この新技術を使ってエタノールから水素を生成することができると研究チームは考えている。

 水素燃料は汚染物質や温暖化ガスを排出しない。だが、石油や石炭などとは異なり、水素は生成して作らなければならない――なぜなら水素は、地中から汲み上げられたり掘り出されたりするような、天然資源の形では存在しないからだ。

 米国中西部の農家にとって、この技術は経済的な可能性を秘めている。中西部は、トウモロコシからエタノールを製造する産業が全米で最も盛んな地域だ。

 国立リニューアブル・エネルギー研究所(コロラド州ゴールデン)の技術責任者、ジョージ・スバードラップ氏は、今回の研究成果を喜んでいる。

 「水素が燃料として定着し、市場に流通するときには、おそらくさまざまな生成源からさまざまな技術を使って作られることになるはずだ。今回、ミネソタ大学が発表した画期的な新技術もまた、そうした大きなシステムを構成する要素の1つになるだろう」とスバードラップ氏は述べた。

 ミネソタ大学の研究チームは、いずれ各家庭で地下室に小型の燃料電池を備え付け、水素燃料の原料としてエタノールを日常的に買うようになると予想している。その燃料電池は1台で1キロワット、すなわち標準的な世帯1つを賄うのにほぼ充分な電力を生み出せるものだ。


■まとめ


 「バイオハイドライド」とは「バイオ物質から水素を取り出す方式」である。しかし実際にどの様な“バイオ物質”からどの様に水素を取り出すのかは現在のところ不明である。


 私は、「バイオハイドライド」とは、何らかの農作物からエタノールを生成し、そのエタノールから水素を抽出する方式のことではないかと思う。






 【特報】バイオハイドライドの量産化に成功!
 連山
 http://www.teamrenzan.com/archives/writer/alacarte/biohydride.html

『連山』 技術担当

まずハイパーハイドライドです。下記を読んで下さい。
http://www.pecj.or.jp/japanese/report/report02/report-pdf/03cho1.pdf
日本の水素における需給バランスです。3ページ参照。
水素供給は273億Nm3で、需要は175億Nm3です。
余剰水素は98億Nm3です。
ケロシンと水素をロジウム触媒で反応させれば水素を大量に含んだケミカルハイドライドとなります。その品名がハイパーハイドライドであり、そのプラントシステムをハイパーハイドライドドライブと呼んでいます。
【特徴】
ハイパーハイドライドを脱水素すればケロシンとなります。つまり、完全な可逆構造です。有機ハイドライドの反応温度が250度と高温なのに対してハイパーハイドライドは55度と低温構造です。これによってヨーロッパ諸国で導入が進んでいる風力発電設備及び燃料電池コージェネレーションと金融融合させる事によって不安定な発電設備を安定的に変化させる事ができます。このハイパーハイドライドシステムの開発者は日本で公務員をしていた人です。日本ではとても実用化が出来ないという事でアラブ及びヨーロッパでステルスにて仕事をされています。ヤクザに狙われたこともあるので日本とは関わりあいたくないそうでアラブで会社を経営しています。日本の原発村の掟を調べて見て下さい。彼は日本は終わっていると言っていました。一番悪いのはマスコミ、次は当事者意識のない大衆だと嘆いていました。
【ヨーロッパモデル】
1.エネルギーの供給・・・中東石油精製所からハイパーハイドライドの戦略的な輸入(日本には情報は与えない)
2.備蓄・・・・・ガソリンとほぼ同じ構造。既存インフラOK。
3.輸送・・・・・パイプライン使用(水素脆化が発生しない)
4.再水素の貯蔵・・・・海上や僻地にある風力発電や夜間原発を活用する。

バイオハイドライド・・・バイオ物質から水素を取り出す方式。当初はLNGから水蒸気改質によって水素を取り出し、その水素を活用することによって先行的に燃料電池の輸送機器を量産化する。(特に海上及び歩兵戦闘車)BRシリーズによって乾燥地よりフォトン(太陽光)を効率的に集約しバイオハイドライドに変換する。
【新大陸モデル】
1.エネルギーの供給・・・・・・乾燥地の太陽光
2.備蓄・・・・・・・・・・・・・・・バイオエタノールとほぼ同じ
3.輸送・・・・・・・・・・・・・・・ローリー及びトラック、鉄道

ハイパーハイドライドは希少鉱物であるロジウム(産出エリアは、北米、ロシア、南ア)を使います。また、産油国の協力と風力発電設備網が必要です。両方を保有しているのはヨーロッパ連合です。スイスだけで50兆円を越す希少鉱物を銀行地下倉庫にあります。彼らの真の力の源泉です。エネルギーのキャリアとして絶対無公害、完全リサイクルが可能ですが高価な触媒インフラと十分な量のケロシンが必要です。つまり、高度に政治的なエネルギーシステムです。(日本の大手商社からの情報漏洩事件によって日本は懲罰刑中。現状、この枠組みに入れない。)

次にバイオハイドライドは希少鉱物によるエネルギー触媒装置は必要ありませんがBRシリーズの原材料である有機物の産地(東南アジア、南米、中央アフリカ)と広い太陽光の照射時間が長い土地が必要です。ある程度の資本力も必要なので米州及び豪州などの新大陸が最適なエリアです。こちらの開発者も日本人で元公務員です。例によって例のごとく役所に嫌気がさして退官して東南アジアで会社を経営しています。こちらも金融システムと融合の実験を行っています。製品としての能力は航空機部門を除けば拮抗しています。航空機部分に限ればハイブリット運用が可能なハイパーハイドライドが上です。量産コストパフォーマンスは当然ながらバイオハイドライド確実に有利でしょう。金利を上げない日本当局の行為と産業経済省の天下り優先の利己保身行為によって此方も日本は参加できないでしょう。日本本土には太陽光を十分に集める広い土地もありません。

日本が取れる対策はたった一つありますが、それの公開にはCyberULS大ハーンの許可が必要です。大昔、大ハーンは、ポエニ戦争について語りました。敵戦力をカルタゴ本国に釘付けにして本国市民の覚醒を促すべきだった。また、太平洋戦争についても語りました。機動部隊はインド洋と東南アジアに温存し、主力戦艦は沖縄に温存する。航空兵力は本土洞窟型倉庫に温存する。潜水艦と夜間長距離爆撃で敵戦力を消耗させつつ小笠原まで後退する。そして、本土への空襲と海上封鎖によって陸軍と海軍に恐怖と危機感を持たせる。地下式要塞で敵を完全に消耗させてから南方より転回させた機動部隊と温存した主力戦艦と航空機の連携によって敵を各個に撃滅する。この手は1度しか使えない。それまでは耐え難いを耐えて待つべきであった。日本人も馬鹿ではないので石油ショックでも発生したり、米騒動でも起きたら、目覚めるかもしれませんね。

本土にいる人々は、見たく ないから見ない、気がついても言わない、言ってもきかない。そして破局を迎える。という事が無いように頑張ってください。