ギョーザ事件から見えてきたこと 1
現代農業2008年5月号の「主張」は「ギョーザ事件から見えてきたこと/家庭・地域に食をとりもどす」である。
ギョーザ事件から見えてきたこと
家庭・地域に食をとりもどす
現代農業2008年5月号
http://www.ruralnet.or.jp/syutyo/2008/200805.htm
2008年1月に発生した「ギョーザ事件」は、事件の全容解明には至っていないが、安価な冷凍食品に支えられる日本の食卓の現状を浮き彫りにしたことで「食料とエネルギーの地産地消」という観点からは象徴的な事件であった。
事件発生から3ヶ月たったいま、現代農業が「主張」で「家庭・地域に食をとりもどす」という副題をつけながら「ギョーザ事件」を取上げた理由はよく分かる。私もこの「主張」を軸に、「ギョーザ事件」が明らかにした食の問題を自分なりにまとめておきたい。
□当時、何を考えていたか
当時の私が何を考えていたかというとこんなところである。
2008年01月14日
農家と食料自給率
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20080114
2008年01月15日
海藻からのバイオ燃料が有力に?
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20080115
2008年01月16日
マリンバイオマス 1
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20080116
2008年01月19日
マリンバイオマスは食糧難の救世主?
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20080119
2008年01月20日
「シュードコリシスティス」とは?
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20080120
2008年01月21日
食糧は金を出しても買えなくなる?
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20080121
2008年02月03日
冷凍餃子事件の雑感
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20080203
2008年02月12日
輸入小麦価格、4月から3割値上げへ
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20080212
まず「マリンバイオマス」の可能性に感心していた。「食糧とエネルギーの地産地消」を考えるときに、肥料を必要とせず栽培できる海藻からエネルギーや食糧を作ることが出来れば、海洋国家である日本にとっては朗報であろうということだ。
「マリンバイオマス」の可能性については今でも注目しなければいけないのだが、「マリンバイオマス」という言葉自体まだ普及していないようで情報が少ない。あと数年したら注目が集まると思うので、その時にまた考えられればと思う。
つづく