ピークオイルはもう来たの?


 ピークオイルについて情報を発信し続けている「ピークオイル考」で「ロシアのピーク ?」というエントリーがたった。


 ロシアのピーク ? (Dr. K  ピークオイル考)
 http://ameblo.jp/tetsuyuu/entry-10088485877.html


 「ピークオイル考」によると、世界における原油とコンデンセートの生産量が2006,2007年と微減しているとのこと。



コンデンセート

 コンデンセートとは、天然ガスの採取・精製の過程で得られる常温・常圧で液体の炭化水素をいう。一般の原油より軽質でナフサに近い性状を有し、発熱量も原油と異なり(原油1kl:38.2GJ、コンデンセート1kl:35.3GJ)、硫黄分が殆ど含まれていないため、必ずしも原油と同様にあつかうのは好ましくない。その大半が石油化学原料に用いられているが、定期報告書への記入にあたっては、自家発電又は産業用蒸気等に燃料として使用されるものを計上のこと。


原油

 原油とは、天然に産出し、我が国において精製原料又はエネルギー源として用いられる鉱物油。タールサンド、オイルサンド及びこれらの抽出油等も含まれる。定期報告書への記入にあたっては、燃料として使用されるものを計上のこと。


 財団法人 省エネルギーセンター
 http://www.eccj.or.jp/law/sympo/report/report02.html



 また2008年については、これまで増産を続けてきたロシアが2008年1月に減産に転じていることから、サウジアラビアの生産余力次第では引き続き微減する可能性が高いようですね。



■まとめ


 ピークオイルは2006年から前後5年の範囲くらいに考えておけばよいのでしょうか。もしかするともうピークは過ぎているのかもしれません。