米中西部で再び激しい降雨、トウモロコシ先物が最高値更新
ロイターによると、シカゴ・ボード・オブ・トレードのトウモロコシ先物7月限は26日に1ブッシェル=8.22ドルをつけ、最高値を更新したとのこと。
5月下旬から降り続いた大雨による洪水で、アイオワ、イリノイ、インディアナ、ミズーリ、ネブラスカ州では穀物への被害がすでに60億ドルを超えているとのことである。
米中西部で再び激しい降雨、トウモロコシ先物が最高値更新
ロイター
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-32458320080627
■まとめ
コーンは作付面積が昨年から8%減少しているとみられることから4月の時点で価格上昇が予想されていた。
小麦・大豆価格は安定、トウモロコシは上昇か
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20080419/p1
さらに米中西部の降雨と肥料高がトウモロコシを襲う形となったためトウモロコシ価格のさらなる高騰は確実で、さらには肉・牛乳・卵の価格高騰にシフトしてゆくだろう。
フィリピン 肥料価格高騰でトウモロコシ減産の予想 農家が肥料を買えない
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20080629/p2
この様な状況の中で「食糧とエネルギーの地産地消」推進を否定する材料などあるのか?