ニュース

原子力発電所が安全ならば都市に作るべき

地元住民らによる中部電力浜岡原子力発電所の運転差し止めの要求は認められませんでした。 地震が起こる確立が高いとされている地域で原子力発電所を運営してゆくことは、安全性はもちろん経済性の面でも疑問です。 7月の新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈…

電気料金、来年1月値上げへ

また電気料金値上げです。 理由は原油価格の上昇。 「電気会社の業績への影響憂慮」などどうでも良いのですが、食料費も徐々に値上げされていますし、弱者の生活はますます苦しくなるのでしょう。しかしながら省エネと新エネルギーにとっては追い風といえる…

独バイオディーゼル企業が生産を一時停止

農業情報研究所さんのニュースです。 ■現象 ドイツのペトロテック社がバイオディーゼルの生産を一時的に停止すると発表した。生産能力過剰、原料価格高騰、バイオ燃料課税が重なり市場条件が悪化、生産コストをカバーしきれずバイオディーゼルの生産を一時的…

苦境に立つバイオマス

NHKニュースで「苦境に立つバイオマス」を報道していた。 ■現象 林野庁の補助金で建てられたバイオマス工場のち1/4について実際の売上げが予定の半分にも届いていないことが明らかになった。 ■バイオマス工場 ある工場の責任者は 「黙っていても売れると…

ライスショック 2 

NHKスペシャルの「ライスショック」第二回を見ました。 以下はそのメモと感想です。 第一回のメモと感想はこちら ■メモ □事例:秋田県美郷町 集落営農に取り組む。 ・農地整備計画の費用が捻出できないまま大型機械を導入 ・その支払いが圧し掛かるところに…

小水力発電は2億世帯の電力をまかなうかも

高校生が小水力発電の実験を成功させたとのこと、すごい! 小水力発電に注目 都留の高校生が実験成功 産経ニュースhttp://sankei.jp.msn.com/region/chubu/yamanashi/071013/ymn0710130240000-n1.htm 池田教授は今後の可能性などについて「国内の水力エネル…

原油価格高騰 1バレル100ドルも視野に

10月17日は原油価格に関するニュースが飛び交った。 ニューヨーク商業取引所の原油先物相場が史上初めて1バレル88ドル台を記録し、1バレル100ドルが視野に入った。一方でOPECは価格上昇に懸念も表明するも、「上昇抑制のためにOPECがこれ以上できる…

アフリカの農業生産量は20年までに半減の恐れ

食料の価格上昇は、弱者を直撃するのだろうか。 国連世界食糧計画のジョゼット・シーラン事務局長は「干ばつで、アフリカの農業生産量は20年までに現在の半分になるとの予測もあり、食料供給に重大な打撃を与える」と述べ、穀物価格高騰と共に気候変動が世…

ライスショック

NHKスペシャルの「ライスショック」第一回を見ました。 以下はそのメモと感想です。 ■メモ 国内の外食産業は価格競争に落ちっており、価格が第一、安心安全は第二という優先順位になっているのが現状。また日本人一人当たりの米消費量は、昭和37年は約120kg…

2007年産米 過剰作付け33県/需給調整見直し必至

2007年の米の作付けは33県で過剰作付けとなっているようです。これは前年産より5府県の増加だそうで、過剰作付面積も7万1748ヘクタールとなり、06年から3682ヘクタール増加したとのこと、さらなる米価下落が懸念されます。 燃料費が高騰するな…

「次世代エネルギーパーク」に「長崎次世代エネルギーパーク計画」など6件

「次世代エネルギーパーク」に下記の6件が認められたとのこと。 1.茨城県「茨城県次世代エネルギーパーク構想」 2.和歌山県・御坊市「日高港新エネルギーパーク」 3.岡山県・真庭市「真庭市地産エネルギーパーク計画」 4.福岡県・北九州市「北九州…

オージービーフは大丈夫?

また農業情報研究所さんのニュースです。 オーストラリアの小麦価格が下落したとのこと。といっても干ばつ不作見込みが修正されたからではなく、飼料価格高騰で家畜整理が進み飼料需要が急減したからとのことである。 つまり 穀物高騰 → 飼料価格高騰 → 畜産…

トウモロコシ・エタノールの拡大が続くと米国の水がもたない

また農業情報研究所さんの記事からです。農業情報研究所の北林氏によれば、このニュースは「エタノール・ブームに”引導”をわたすものといえないだろうか」とのことで、私も同感です。 これは重大ニュースなのではないでしょうか? ■事象 米国学術研究会議が1…

バイオ燃料生産計画で巨大地主が土地取り上げ

フィリピンではバイオ燃料生産を目的とした農地の確保が利権と化しているらしい。バイオ燃料増産を見込み、農民から農地を奪う者が現れたなどということが本当であったら … 怒りがこみ上げるニュースである。 (農業情報研究所10月9日付け記事) ■事象【フ…

バイオ燃料作物栽培は想定以上のN2Oを排出

ノーベル賞化学者のポール・クルッツェン氏の研究によると、バイオ燃料の生産と利用の拡大は温室効果ガスの排出を減らすよりも増やす恐れがあるとしている。(農業情報研究所10月3日付け記事) ■事実 窒素酸化物とオゾン層に関する研究業績で有名なクルッツ…

ヴェラサン・エネルギー社 エタノール価格急落で新工場建設を停止*

10月3日の農業情報研究所によると、米国・ヴェラサン・エネルギー社が、年産1億1000万ガロンのエタノール工場の建設を停止した、とのこと。 ■現象 米国・ヴェラサン・エネルギー社がエタノール工場(年産1億1000万ガロン)の建設停止。 ■理由 この60日でエタ…

米国エタノールブームに陰り?

農業情報研究所によると、ニューヨーク・タイムズは9月30日付けで、米国のバイオエタノールブームに陰りが見えていると報じた、とのこと。 ■現象 スポット市場でのエタノール全国平均価格は5月以来30%も下落 特に最近数週間の下落が激しい ■原因 急速な生産…