スマートグリッドのニーズは


 「効エネルギー」日記さんで、日本国内には「スマートグリッドに対するニーズがない」とするエントリーが上がりました。



 スマートグリッド 
 「効エネルギー」日記
 http://d.hatena.ne.jp/YSER/20090413/1239609559

 米国の送配電系統が信頼性に欠けることはよく知られているが、ちょうど米国に高速道路網が設置されたのと同じような発想で系統に対する投資が10年ほど続けられれば、安定性も向上し、しかも自然エネルギーを優先的に使うシステムが生まれるだろう。日本の送配電系統は、ある意味で必要以上に品質の高い電力を供給しているために、スマートグリッドに対するニーズがないと言える。自動検針にも使えるのだが、そのニーズすら日本では大きくないと聞く。 

 米国では、送配電系統の信頼性が低いのでスマートグリッドに注目が集まりつつある。しかし日本では、ある意味で必要以上に品質の高い電力を供給しているため、スマートグリッドに対するニーズがないと言えるとのことである。



 もし「必要以上に品質の高い電力を供給している」という日本の送配電系統に太陽光発電等の「更新性資源」を気軽に接続できるのであれば、当面、スマートグリッドのニーズは少ないといえるだろう。現在、政府は太陽光発電の普及を後押ししているが、それが既存の送配電系統で対応可能なのであれば理想的でさえある。



 しかし、それでは面白くないな(笑)