「資本主義」の対抗軸は
「中央郵便局再開発計画」は再開発すべきである。東京駅前という最高の立地に旧世代の建物を置くのは貨幣の運動効率が悪いからだ。
資本主義が世界を覆っている現在では、都市部は貨幣の運動効率を上げるべく再開発を積極的に行うべきだと思う。資本主義の下、貨幣の運動効率を高め利潤や剰余価値を生むことで国の推進力となるのは都市だろう。
その対抗軸は、都市ではなくて地方に求めたい。それは貨幣の運動効率をある程度は無視して、人々が土や身体を取り戻すような場になるのだろう。
今後は、宗教、歴史、文化などが「資本主義」の対抗軸をつくって行くのだろう。その場は都市に対する地方となるのではないか。
外資系製薬会社の従業員が一体となり棚田の維持管理に取り組んでいる例は象徴的だ。このように都市と地方がお互いの役割を理解し、交流が活発になればよいと思う。
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