原油需要の伸び、08年は89万バレル、09年は86万バレル


 ロイターによると、国際エネルギー機関は2009年の世界の原油需要は日量86万バレル増加して8770万バレルとなる見通しで、増加幅は08年の日量89万バレルから若干鈍化する、との予測を明らかにしたとのこと。



世界の原油需要の伸び、09年は前年から鈍化へ=IEA
reuters.com
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-32688820080710

 [ロンドン 10日 ロイター] 国際エネルギー機関(IEA)は10日、2009年の世界の原油需要は日量86万バレル増加して8770万バレルとなる見通しで、増加幅は08年の日量89万バレルから若干鈍化する、との予測を明らかにした。

 石油輸出国機構(OPEC)産原油への需要も鈍化する見通しだという。

 IEAは月報の中で、原油価格の高騰により先進国の原油需要が減少するが、新興国の力強い成長がそれを埋め合わせる、との見方を示した。

  一方、OPEC以外からの原油供給は、2009年に日量64万バレル程度増加して5060万バレルになる見通し。今年は日量42万バレルの増加が見込まれている。

 OPEC産原油に対する需要は、2008年に比べ日量60万バレル程度減少し、日量3110―3120万バレルになると予想されている。


■まとめ


 1日の原油の需要の伸びが


  ・08年 89万バレル
  ・09年 86万バレル


 だそうです。


 原油価格の高騰により先進国の原油需要が減少するものの、新興国の力強い成長がそれを埋め合わせるため、需要は鈍化しつつも増えるとのことのようです。