海藻からのバイオ燃料が有力に?
水産庁は、海藻からバイオエタノールを作る技術の研究に2008年度から着手するとのこと。08年度政府予算では約6000万円の研究費用が確保され、5年で技術を確立する計画である。
海藻でバイオ燃料、水産庁が5年で技術を確立へ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080113i402.htm
現在、バイオエタノールは主にトウモロコシなどの穀物から作られているが、穀物の価格が高騰する影響が出ている。そこで海で養殖できる海藻を原料とすれば、食料と競合せずに温暖化対策が進められるのではないかと期待されている。
バイオエタノールは、植物に含まれる糖質やでんぷん質を発酵させて作る。水産庁の研究では、海藻に含まれるアルギン酸という糖類を分解・発酵させてエタノールを作るため、これに適した酵素を探す。海藻はワカメやコンブなどの食用ではなく、成長が早い種類の藻を使う方針だ。
■まとめ
東京海洋大や三菱総合研究所などもすでに同様の研究を行っているとのこと。
海藻(かいそう)でバイオ燃料問題が一挙に解決!? 東京海洋大や三菱総合研究所などが計画
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/03/post_2146.html
しかもアメリカではジェット燃料も海藻から作ろうとしているらしい。
海藻からバイオ燃料を作る研究
http://wiredvision.jp/blog/autopia/200708/20070831125214.html
さらに搾りかすから肥料や家畜飼料の原料が取れれば一石二鳥ですねぇ。
バイオ燃料の残りかすを家畜の配合飼料に
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20080113/p1
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