NY原油が1バレル100ドルに

 NY原油が1バレル100ドルを付けたというニュースが世界を駆け巡っているようだ。2008年の正月に原油価格が「桁上がり」した事は確かに象徴的である。国内の新聞の論調などみると原油価格の冒頭は投機筋の資金流入が原因であるとしているが、ピークオイル論への言及はまだ少ないようである。



 原油価格高騰 1バレル100ドルも視野に
 http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20071023/1192633380



 また当ブログも2008年冒頭は3日連続で原油価格の話題となった。



 NY原油が1バレル100ドルに
 http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20080104/p1


 原油の輸入CIF価格は10年で4倍弱に
 http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20080103/p1


 原油価格が1年で1.6倍に
 http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20080102/p1



 そろそろピークオイルと気候変動を結び付けて考える論説に一般的な注目が集まって欲しいがどうなのだろうか。この辺の話を知人友人にそれとなく話すと「わかるけど個人レベルでは何もできないじゃん」と言われることが多い。どうやら世間ではこれらの話題を出すだけで「電気を消せ」といった抑制的な行動を求められ、しかもそれらは解決策にはならないのだと感じるらしい。エネルギーに関連して他人から抑制を求められるのはウンザリだということのようだ。


 わかる部分もあるが、私は「冷暖房の設定温度を変えろ」なんて求めないし、そもそも金が続くならエネルギーをジャブジャブ使えばいいじゃないと考えている。ただ単純に「話題として面白いじゃない」と主張するのだがダメである。話題をだす時と場所を間違えているからか?それとも話術がないからか?




 NY原油急伸、初の100ドル=インフレ、消費減速に警戒強まる
 時事通信
 http://www.jiji.com/jc/zc?k=200801/2008010300058&rel=y&g=int


 原油100ドル、仕掛け人は1人=英紙
 時事通信
 http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008010300318&j1