G20が食料高騰の原因分析で作業部会設置へ


 G20が始まりましたね。注目の食料価格高騰への対応としては、その原因を明らかにする作業部会を設置するようです。


G20財務相会議:開幕 食料高騰、作業部会設置 投機資金の流れ分析
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110219dde001020040000c.html

 【パリ会川晴之、谷川貴史】日米欧に中国など新興国を加えた主要20カ国・地域(G20)財務相中央銀行総裁会議は18日(日本時間19日未明)、開幕した。世界的な食料価格高騰への対応では、行き過ぎた価格変動の原因を調べる作業部会の設置で合意する見通しだ。一方、世界経済の不均衡を把握するための参考指針に、経常収支など4指標を採用することで調整している。19日夕(同19日深夜)、共同声明を採択し、閉幕する。

 食料価格高騰の原因としては、新興国の需要拡大や異常気象による不作に加え、先進国の金融緩和による「金余り」で投機資金が商品市場に流入していることが挙げられている。このため、中曽宏日銀理事をトップとする新設の作業部会で、資金の流れや食料品の在庫状況を分析するとともに、市場の透明性向上策を検討する方向だ。

 作業部会のトップは日本人が務めるのですね。
 よい分析を期待したいところです。



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