食料問題がG20の主要議題に
いよいよ食料高騰問題が金融サミットと呼ばれるG20の主要話題になるようです。
G20:食料問題が主要議題に 財務相会議18日開幕
毎日jp
http://mainichi.jp/select/world/news/20110216k0000m020091000c.html
18日に開幕する主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、世界経済の不均衡是正に向けた取り組みに加え、食料問題が主要議題になる。昨年夏以降の食料価格高騰は中東諸国での政情不安にもつながっている。G20では、穀物などの急激な価格の変動を防ぐため、商品市場の透明性を高めるなどの対応を協議する。
今年のG20議長国であるフランスのサルコジ大統領は1月24日の演説で「(食料など)1次産品価格の急変動は喫緊の課題だ。最貧国で暴動が発生する危険があり、世界の経済成長にも甚大な影響を与える」と述べ、食料問題を重視する考えを強調した。
背景は「中東諸国での政情不安」ですよね。フランス・サルコジ大統領の「1次産品価格の急変動は喫緊の課題」という課題設定は妥当だと思います。サルコジ大統領はG20での農業大臣会合も提案しており、なかなかイケてるなと思います。
食料高騰対策でG20が農業大臣会合開催へ
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20110210/p1
本日開幕とのことなので、報道を待ちたいと思います。資本主義と食料問題の折り合いについて、世界はどう考えるのかが楽しみ。
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