自由貿易と地産池消はどっちも大事

 今後は「自由貿易と地産池消を促進する」ことが政治の重要な課題として世界的にクローズアップされるのではないか。


 WTO世界貿易機関)の重要性は理解する。しかし、自由貿易促進だけでは貧富の差の拡大が止められない。一方、地産池消は世界的な経済の活性化には力不足である。しかし、地域内で食糧、エネルギー、貨幣が流通・運動すれば、その地域内での貧富の差は抑制されるだろう。


 食糧やエネルギーなど生活の基盤となるものは地産池消を基本とすることで地域社会を育み、その他は自由貿易を推進することで経済を活発化させる。つまりは地産池消と自由貿易の両方を促進することこそが今後の政治課題なのではないか。


 優秀な人は、自由貿易自由経済の世界で勝負したいと考えるものだろう。したがって自由貿易自由経済を促進する人々のパワーはきわめて大きい。しかし、数が少ないから優秀なのであって、私を含むバカや貧乏がマッタリ生きられるエリアの安定こそが国家の基盤である事もまた事実だ。


 世界を相手に生きるか死ぬかという勝負をするチャンスが転がっているエリアも必要だが、貧乏でも安定して子供3人を育てられるようなエリアの維持もまた必要だ。


 日本は、その両方がないとダメだ。
 これはある程度の領土と国民を持つ国家に共通する課題ではないか。


 大事なのは、エリアを分ける事だろう。エリアを分けずに、両極の施策を共存させることは混乱の元になるだろう。


 というわけで次の選挙は↑といった点で気が合いそうな人達に投票することにします。