小水力を応援するには

 小水力が注目されない理由の続きです。


 小水力が注目されない理由
 http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20090522/p1



小水力を応援するには


 一般の人々が小水力を応援する有効な方法は、とにかく関心を寄せることだと思います。そして関心を寄せていることを表現することができればなお良いのではないかと思います。門外漢の私が恥をさらしながらこの様なブログを細々と続けているのは、そういった理由が大きいように思います。



エネルギーへの関心


 ただ、このブログを始めた2年前と比べると、エネルギーへの関心は段違いに高くなっているのは間違いのないところでしょう。その多くは短期的な経済性追求か気候変動問題かのどちらかなのですが、関心には違いないわけで、悪くはないと思います。


 最近、“分かるなぁ”と思うのは、若手のIT系技術者がエネルギーに関心を寄せつつあることですね。


 私はIT業界の片隅で適当に生きてきた人間なのですけれど、まぁこの十数年はとても楽しかったです。ITによって、世界がどんどん変わりましたからね。


 でも、いま私が10代だったなら、たぶんITには没頭しないんじゃないかと思うのです。IT業界はだんだん建設業界っぽくなってきて、ツマランことになりつつありますから。


 いや、そんな建設業界だって、何もかもが楽しい時代があったと思うんですよ。創造を武器に、それまでの構造を破壊し、世界を作り変えるような楽しさが、かつてはあったと思うんです。


 自動車業界もすでに魅力がないツマラン世界になっちゃってると思うんです。セナの運転技術がITに越えられた時からツマランものになったのではないかと疑っています。


 与太話はいいとして、若手のIT系技術者の多くが、今後は「IT×α」じゃないと楽しくならないって感じていると思うんです。だから「IT×エネルギー」「IT×農業」または「IT×エネルギー×農業→地産池消」みたいな仕事にも関心が寄せられつつあるのではないかと感じるのです。


 そんな流れを感じているのが最近は楽しいですね。



とりあえずメディアが欲しい


 というわけで、期待したいのはそんな様々な関心に応えるメディアが立ち上がって欲しいということでしょうか。関心を集積して欲しいですよねぇ。編集能力がある方、誰かやってください。



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