「スマートグリッド」 日米で共同研究


 「スマートグリッド」を日米で共同研究ですか。



次世代送電網「スマートグリッド」 日米で共同研究
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090410AT2G0900S10042009.html

 日米の官民が組み、地球温暖化対策などで注目される次世代送電網「スマートグリッド」の実証に向けた共同研究に乗り出す。米政府が2011年から計画する実証研究に、日本から経済産業省の呼び掛けで東京電力パナソニックなど約15社が参加を検討している。米政府はスマートグリッドの全米規模での展開を目指しており、日本の参加企業にとって商機になるほか、国内での導入に向けたノウハウ獲得に役立てる。


 この話はホントに大きいと思う。日米で規格を作れば、すべての新エネ、家電、電気自動車などがそれに沿うようになるだろう。規格は可能な限り単純にして情報公開を行えば、ベンチャーの参入によるイノベーションも期待できると思う。


 そうなれば「スマートグリッド」の影響はエネルギー分野だけに留まらない。それはもはや社会基盤の情報化というべきレベルの事柄になるだろう。


 はたしてGoogleはここでも覇権を握るのか。オイルメジャーが巻き返す可能性はあるのか。総合家電メーカーはどうでるのか。自動車産業はどこへ向うのか。そして国家は … 資本主義はどうなる … いよいよ面白くなってまいりました。