我が家における太陽光発電の経済性を試算をしてみる

 「もしかして“日本型フィードインタリフ制”導入ですか?」ということで、我が家における太陽光発電の経済性をザクッと試算してみる。試算に使うのは下記サイト。


 太陽光発電 発電量シミュレーション
 シャープ
 http://www.sharp.co.jp/sunvista/about_install/simulation/index.html



□条件

  一戸建て住宅
  オール電化
  2009年1月 電気代 23,000円


□結果

 年間予測発電量(推定) 4,371kWh
 年間消費電力量(推定) 9,962kWh


 予測発電量を金額換算すると年間で95,208円(推定)
 現在の年間消費電力料金は216,977円(推定)


■考察


□昼の電気使用量


 我が家の1月の昼の電気使用量は160kwhだった。
 これを12倍して1年間に換算すると1920kwhとなる。


  昼の電気使用量  160kWh/月 1920kWh/年


□推定余剰電力


 シャープの標準的な太陽光発電ユニットの年間予測発電量(推定)は4,371kWh。


  年間予測発電量(推定) 4,371kWh


 なので電力会社に販売できる推定余剰電力を、 「年間予測発電量−昼の電気使用量」とすると 2,451kwh(4,371kwh-1,920kwh)となる。これを1kwh 50円で買い取ってもらうと、122,550円である。これを10年間続けると1,225,500円となる。


  年間推定余剰電力 2,451kWh
  年間推定売上   122,550円
  推定売上(10年) 1,225,500円


□経済効果


 また10年間の昼の電気使用量は19,200kWhで料金は537,600円。


   昼の電気使用量(10年) 19,200kWh
   昼の電気料金(10年)  537,600円


 よって太陽光発電を設置した場合の10年間の直接的な経済効果は 売上 1,225,500円 + 昼の電気料金 537,600円で 1,763,100円といったところか。さらにイニシャルコストへの補助が20万とすると。10年間の経済効果 は 1,963,100円となる。


   10年間の経済効果 1,963,100円


 太陽光発電ユニットの寿命は25年程度と考えると、設置費用が200万円前後ならば即決。250万円前後ならば、メンテナンス費なども加味して判断。300万円ならば … キツイ。300万円を超えてくるとムリ。あと、なるべくならローンは組みたくない。


 以上、変なところがあったらご指摘下さい。


 今のところ、こんな感じで考えておけばよいかな。
 続報が楽しみである。