堺屋太一氏 ピークオイル論を採用

 堺屋太一氏がピークオイル論を採用した模様。


 文藝春秋2008年9月特別号の「恐慌的スタグフレーションが来る」で堺屋太一氏が下記のように指摘。

 石油の生産量は、油田の可採埋蔵量の半分が掘り尽くされると、価格が上昇しても増えなくなる、とされています。実際、アメリカ本国や北海油田インドネシア、南米などの生産量は、値上がりしても増えません。

 全世界の油田の可採埋蔵量の半分が掘り尽くされるのは、二〇一一年頃といいます。そうだとすれば、石油価格の下支えになるでしょう。世界的な経済減速で原油需要が落ちたとしても、一バレル六十〜八十ドルぐらいは保つでしょう。

恐慌的スタグフレーションが来る
文藝春秋2008年9月特別号 堺屋太一




 堺屋太一氏がオイルピーク論を採用、ピークは2011年と指摘。世界的な経済減速で原油需要が落ちた場合でも1バレル60〜80ドルは保つとした。


 文藝春秋ピークオイル論に出会うとは … 驚いた。