本年はありがとうございました

 「食料とエネルギーの地産地消」をテーマに2007年9月22日からエントリーを開始した当ブログも年を越すことになりそうです。このテーマを扱って感じることは、グローバル化地産地消は表裏一体であるということです。


 これまで地産地消は、グローバル化が進展するその反動として注目されてきました。おそらく2008年以降は、グローバル化が限界を向かえることで地産地消グローバル化への対抗軸となり、それら2つの極が緊張関係を生み出して世界をバランスさせるのではないかと感じます。


 アメリカとドルの一極支配が崩れるであろう2008年以降は、世界の多極化、戦国時代、帝国主義などという方向性が想定されているようですが、私は日本農業の立場からグローバル化地産地消の緊張関係という視点で世界を観察してみたいと思っています。


 などといいつつ的外れだなと感じたら、方向転換しますが(笑)


 最後にこれまでのページビューランキングを1位から順にリストしておきます。結果を見るとバイオ燃料のリスクに注目が集まっていることが分かりますね。またバイオマス・ニッポン総合戦略にも関心が集まっており「バイオマス強し」といった感じです。来年こそは、当ブログが推す「水力」に注目が集まるといいのですが。






バイオ燃料は温暖化を加速する恐れ
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20071010


バイオエタノールはガソリンの代替にはならない
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20071026


バイオエタノールと米国の水資源
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20071015


バイオマス・ニッポン総合戦略 日本と諸外国におけるバイオ燃料の現状
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20071003


水力発電ポテンシャル/米価需給調整見直し
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20071020


原油価格高騰 1バレル100ドルも視野に
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20071023


ライスショック
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20071021


バイオマス・ニッポン総合戦略 「国産バイオ燃料の大幅な生産拡大」のまとめ
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20071007


バイオマス・ニッポン総合戦略 バイオマスの賦存量
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20071001


有機ハイドライドとは
http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20071102